デジタルとかリアルとか





 

マーケティングやプロモーションの領域では
「デジタル」「リアル(アナログ)」という
2分割された手法がよく議論される。

どちらにも一長一短があって、
状況や発信したいメッセージによって
使い分けたりバランスをとったりするというのが
模範解答なんだと思う。

でも、この議論ってたぶん10年か15年したら
全く無意味なものになっていると思う。
(いや、そんなにかからないのかもしれない)

いま社会の第一線で活躍している人は
時代の過渡期というか、間の世代の人。

たとえば今30~40代のひと【A世代と呼ぼう】は、
子供の頃にはすでにテレビはあった。
テレビ・新聞・雑誌・書籍で様々な情報を得てきた世代だろう。
この世代の人たちにとって、
デジタルってのは大人になってから台頭してきた
新しい流れ、仕組み、インフラっていう認識で、
それゆえに、自分らが小さいころから接してきたメディアは
「既存のメディア」とか呼ばれる。

ところが今から10年くらい時間がたつと(2020年前後)になると、
社会の第一線で活躍している人たちってのは、
今(2012年)の20代もしくは10代の人たち【B世代と呼ぼう】になっているだろう。
すると何が起こるかっていうと、
A世代が「デジタル」って呼んでいたメディアやインフラ(インターネットしかり)は、
B世代にとっては物心つく前から”リアル”に存在していたものだから、
B世代は「リアル」「デジタル」っていう区別はそもそも持ち合わせていないんだと思う。

A世代にとって新聞の様に毎日当たり前にあったメディアは
B世代にとってはPC・タブレット・スマホであり、もちろん新聞や雑誌も当たり前にあるもの。

「デジタル」が常識的にある世界が彼らにとっての「リアル」となる。

いまA世代のぼくが思っている以上に
B世代、さらにはもっと未来のC世代は
デジタルとかリアルなんて概念はなく、
今は想像もできないような新しい概念の中で
四苦八苦しているのかもしれない。

iPadでYoutubeを使いこなす2歳の息子を眺めながら
こんなことを考えた週末だった。


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