電子書籍がなかなか普及しない理由をもう一度考えてみた。



電子書籍時代は来るか 端末・コンテンツ…市場まだ未成熟 – SankeiBiz(サンケイビズ)
こんな記事も出ていることだし、
自分なりにもう一度考えてみた。

プラットフォームもデバイスもある。
コンテンツはまだ充実していない。

しかし、
圧倒的に足りないのは、
”どーしたら買ってもらえるか(選らんでもらえるか)”
という視点じゃないだろうか?
”どーしたら売れるか”じゃなくてね。
ま、そもそもまだ市場自体が出来上がっていないのは
最強の電子書籍プラットフォーム
でも書いたし、

日本での現在の売れ行きは「10万台よりかなり少ない」と推測。
基本ソフト「Android」(アンドロイド)搭載スマートフォン(高機能携帯電話)の
電子書籍購入者率は6%で、ほかの端末よりも少ないという。
電子書籍が買えるネット上の書店は、Android搭載スマートフォン向けが多く、
北川さんは「お客さんがいないところに、お店をオープンしている」と苦言を呈した。

とインプレスさんが言っているんだからきっと間違いない。

でも、とはいえ電子書籍に関心がある人たちはおそらく増えていて、
いわゆるアーリーアダプターはすでにいくつかのストアにアカウントを持ち、
なんかしらのデバイスで電子書籍での読書体験を経験しているだろう。

こういう方々がきっと、電子書籍の市場形成に大きく寄与されるんだと思うんだけど、
そのためにはさまざまなコンテンツをどんどんストアで購入し、
読み、レビューを書き、シェアし、広がっていかなきゃいけない。

じゃあ、単純に、
どのストアで電子書籍を買うの?

どのストアで電子書籍を買おうかと悩んだときに、
各ストアではコンテンツの数・種類が多い少ないとかUIは気にするものの、
まだまだ独自の強みや特長は打ち出せていない。

リアル本屋さんでは、配本システムの功罪もあり、売れ筋の本ならば大体どこの本屋でも買える。
この時、ユーザーがどこで買うかという選択の指針は、本屋さんの立地くらいしかない。
だってどこでも売ってんなら、動線上にある本屋さんで買えば良いだけだし。
わざわざ本屋さんを選ばない。

電子書籍ストアの場合はどうか?
読みたい本がある場合、まずはそもそも電子化されているかを調べなきゃならない。
そして、それがどこのストアで扱っているかを調べなきゃならない。
(ただし、現状では品揃えという点では横一線)
というか、たまたま登録したことのあるストアに無かったら諦めるしかない。
という状況。
もう、市場経済的に破綻してる。競争原理もない。
だからこそ、、
(欲しいコンテンツがあるというのは大前提として)
自分のストアを選んでもらう指針となる独自性が必要。

  • コンテンツの専門性なのかもしれない。
  • コンテンツ値段なのかもしれない。
  • プロモーションの内容なのかもしれない。
  • それこそ、ストアのデザインなのかもしれない。
  • 検索のしやすさとか、ユーザビリティーで差別化を図るのかもしれない。

戦略、手法はさまざまあると思うが、
これから大きな市場が出来上がるに向けて、
新市場を颯爽と駆け巡る
ニューマーケターが登場するのかもしれない。

そう意味でいうと、
[ booklista ]【ブックリスタ】の様に、
独自のストアを持たずに
コンテンツホルダー(現状の出版社)と
いろいろなストア(今後増えると思っている)の間にいるポジションだと、
プロモーションっていう観点だとストア毎の独自性を出す仕掛けは作りやすいのかな?

既存コモディティマーケットとは
異なったマーケティングが必要なのかもしれないし、
従来の本の様に、とくにマーケティング活動なんて
必要ないのかもしれない。
はたまた、ものすごくソーシャルな市場で、
ユーザーが勝手にレコメンやプロモーションを仕掛ける
独自のマーケが発達するのかもしれない。

(1)電子書籍専用端末が100万台を突破
(2)タブレット端末(多機能情報端末)が500万台を突破
(3)スマートフォンでの閲覧に向いた電子書籍コンテンツの増加

以降、市場が出来上がった際には何が起こっているんだろう。
その時がくるのが、本当に楽しみだ。


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