電子書籍の広告について考える~その1~





 

>BookLive は2012年2月1日、電子書籍関連のニュースサイト

>「ITmedia eBook USER」がデジタルサイネージで配信中の電子書籍人気ランキングに、
>BookLive 運営の電子書籍ストア「BookLive!」の「電子書籍最新人気ランキング」の
>掲載を開始した、と発表した。
中略
>首都圏の鉄道会社11社によりデジタルサイネージネットワークが共同運用されており、
>首都圏11鉄道20駅27箇所に展開している。

取り組みは面白いと思う。
電子書籍ユーザーは鉄道利用者が多いっていうバックデータがあるのかな?
電車に乗る前のアテンションで、電車待ち時間にオンラインで購入させようという魂胆かと。
また、デジタルサイネージを導入することで、
週間ランキングをオンタイムで表示できるというメリットもあるだろう。
(ただし、この施策で掲載するのは、2012年1月1日から1月19日の間のランキングらしいが・・・)

ただ、そこに掲載するコンテンツは、果たして「人気ランキング」で良かったのだろうか?
と勝手に問題提起してみる。
(まぁ、他に掲載できるコンテンツが無いのかもしれないけど。)

いやさ、目的が見えないんです。

人気ランキングを掲載するってことは、そのメッセージは、
「この本がいま売れてます。(よかったらあなたも読んでみませんか?)」なんだろうけど、
これは誰向けのメッセージなんだ?

■想定1:既存ユーザー

マルチデバイス対応のストアなので、おそらくスマホの利用者が主なユーザーだろう。
となると、ユーザーはストアに行けば人気ランキングなんてすぐに見ることができる。
わざわざ、広告を出す必要はない。
ストアで本を買おうとしたら嫌でもレコメンされるし。
(ちなみに、ストアTOPページでログインする前から
「あなたにおすすめ」ってでるんだが、これはどういうことだろうか?)

■想定2:電子書籍ユーザー且つ、ストア未登録の人

このターゲットにメッセージを刺すのであれば、
掲載するコンテンツは、人気ランキングではなく、そのストアならではの特長、
例えば、マルチデバイス対応であることとか、
業界最大手?だから安心とか、
コンテンツ数最大級?とかであるべきなんじゃないか?
他の電子書籍ストアとの差別化を図らなければならない。
現状ではどのストアでもランキングは似通っているので、
ここをターゲットにした場合でも、
掲載すべきは「人気ランキング」ではないと思われ。

■想定3:これから電子書籍を利用しようと思っている人

仮にここをターゲットにしているのであれば、
この施策は大失敗どころか、自爆に他ならない。
だって、多分、このランキングに乗ってくる本は、
大方リアル本と大差ないんじゃないか?
だとしたら、新規ユーザーには電子書籍をこれから利用するメリットを提示できていないじゃない。
「紙の本でいいし~」ってなっちゃう。
この層に当てるのであれば、
電子書籍ならではの特長を打ち出さなきゃいけない。

とか、一人で色々考えてても、意図がわからないんだ。

だれかその意図を教えてください。


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