電子書籍リーダー×電子書籍ストア=?





 

たとえばテレビの場合。
メーカーに観られる番組が違う。
なんてことは絶対にない。

電子書籍の場合はどうか?
リーダーによって読めるコンテンツが異なる。
(今は)ありうる。
なぜだ?

要因は二つ。

    1. リーダーアプリとDRMの整合性。
    2. リーダーに依存したストアが存在する。

 

1のほうは、いずれ技術と法制で解決されると思う。
フォーマット規格のちゃんとした統一が待たれる。

2のほうはもっとビジネスよりなのでややこしい。
詳細は↓ここにまとまっている。(2012年3月)
【リンク集】 専用端末&新サービスが続々登場! 電子書籍最前線 -INTERNET Watch

マルチデバイスが進んでいるとはいえ、
ちゃんと読書をするのであれば
やはり専用端末が良いと思うが、
専用端末になればなるほど
リーダーとストアが垂直に統合されているケースが
多いように感じる。
というか、メーカーやデバイス主導のビジネスでは
端末とストアが垂直統合されているケースが多い。

  • SONY Reader ⇔ Reader Store
  • amazon Kindle ⇔ Kndle Store
  • Panasonic UT-PB1 ⇔ Raboo

とか。

一方、電子書籍からスタートしたビジネスでは
マルチデバイス化が進んでいるように思う。

  • Booklive!
  • eBook japan
  • Voyager

とか。

さらには、書店から派生したビジネスでは
電子&紙の本というハイブリッド型が進んでいる。

  • 紀伊国屋BookWebPlus
  • honto

とか。

出版社から派生したモデルでは
アプリ化されるケースが多い。

  • 講談社スマートフォンアプリ
  • 小学館 電子書籍・アプリ

など。

改めてみると、サービスの主導を
どの業界出身社が握るかによって
その後の進み方が異なっているようで興味深い。

この先どういう道を進むのかにもよるが、
リーダーとストアの垂直統合型で(仮に)進むのであれば、
あらゆるストアにコンテンツを提供できる
ディストリビューターの存在価値がますます大きくなる。
もはやプラットフォームというよりも
インフラに近い形でディストリビューターは進化するかもしれない。
この形で進化すれば、今最前線にいるのは
やはり(このブログにもよく登場する)
[ booklista ]【ブックリスタ】だろう。

はたまた、デバイス・ストアを選ばずに
購入~読書ができるようなるとすると、
そこにはし烈なマーケティング競争や
価格競争が起こり、ビジネス経済的に正常化するかもしれない。
この形の進化であれば、
各社が自分の強みを発揮しながら競争し、
それをサポートするために周辺にエコシステムが
ニョキニョキ発生する未来も見える。

いずれにしても、きっとこの先も紆余曲折しながら試行錯誤して
最良の電子書籍業界が形成されていくんだろう。

視点を変えてこんなウォッチの仕方をしてみても面白い。


follow us in feedly


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です