amazon VS appleが相変わらず面白い。




Ebook2.0 Forumが更新された。↓
http://www.ebook2forum.com/2012/01/ibookauthor-and-apples-media-business-strategy/

さすがに内容が濃い。
今回はiBooks2の話。

先日のiBooks発表の翌日は
RSSがその話題一色に染まっていた。
まぁ、相変わらずappleの発表は事前に期待感を最大限に煽る工夫をしている。
発表前からちょっとずつネタがリークされ、
憶測とともにさらに期待感を高めるといういつもの手法(?)

でも今回の発表は正直想像以上だったのではないだろうか?

事前の憶測では”教育関連サービス”の発表ということはほぼ固まってはいたし、
実際に発表内容もその通りだったのだが、
そのサービス自体は決して教育向けとか、電子教科書なんていう範疇ではない。

誰でも簡単に電子書籍を作れるツールを用意しましたよ。
という内容に受け止められた。
個人で電子書籍を作れるサービスやツールなんてのは
amazonをはじめ、日本国内でも多々あっただろう。
でも、そこに”簡単に”というキーワードがつくと話は別だ。

従来のパブリッシング系のサービスは、
さまざまなチャネルで売ることを前提に開発されていたため、
販売にかかわるさまざまな面倒事(ISBN取得とか、価格設定のもろもろとか)があった。

しかし、今回appleがリリースしたサービスは、
売ることを前提としていないため、一連の作業が至極シンプルにされている。

なぜ売ることを前提としていないか?
その電書を、iBookstoreでしか提供できない用にしたから。
つまり、「作った電書を広めたいなら、iPadを買わせなさい」戦略をとったということ。

電子書籍ではapple VS amazonみたいな構図ができていたが、
全く逆のアプローチでシェアを取ろうとしているのが面白い。

amazonはデバイスをばら撒き、コンテンツによる収益化を目指した。
appleはコンテンツをばら撒き、デバイスによる収益化を目指そうとしている。

amazonは出版業界のど真ん中から裾野を広げようとしている。
appleは”教育”という1ジャンルを皮切りに、本丸を狙おうとしている。

これからこの戦争がどうなっていくのか?
そして、日本国内では相変わらず対岸の火事的に見守るのか?

面白いことになりそうな気がする。


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