kindleで初めて読んだ本『フクシマ3.11の真実』。





 

先日、自分のスマホkindleアプリで初めて1冊読了した。

それが、『フクシマ3.11の真実』という本。

フクシマ3.11の真実
フクシマ3.11の真実

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内容自体は深く濃い内容がギュっと凝縮した、
電子書籍初心者にはオススメの1本。
今なら期間限定なのか、定価の86%offでDLできるみたい。

 

先日のエントリー(↓)でも書いたが、

kindleと地震とフクシマの小さな小さな偶然

この本を読み終わったまさにその日の夕方、

東北地方を大きな地震が襲った。

こんな偶然があっただけに、強く印象に残ったので、感想を記しておく。

 

この本は複数の登場人物の主観で、章を分けて時系列ですすめられていく。

この構成は伊坂幸太郎さんや辻仁成さんの本に似ている。

 

3月11日、東京にいた人、大阪にいた人、そして、福島県相馬にいた人。

主にこの3人の主観で話が進んでいく。

 

2012年3月11日のあの時を出発点として、

登場人物たちが相馬での忌まわしい出来事を目の当たりにし、

その責任感というか、人間臭さから様々な支援活動をしていく。

 

彼らが相馬の地に降り立ち、町長に接見した際に、その町長から

「君たちにならできるかもしれない」と、まだ支援の手が届いていない

病院へ派遣されるという、なんだかドラクエの勇者みたいになる

ストーリーも織り交ぜられている。

(個人的にはここの件がなんとなく好きだった)

彼らが派遣されたのは、震災から数日後にテレビでもよく映されたあの病院だと思う。

そこから、多くの高齢患者さん達を別の病院へと搬送し、新たな支援活動への志を高くする。

というお話。

 

全体的に、シーンは違えど詳細な時系列で章立てされており、その場にいた人だからこそ
書くことができる情景や心境なども多く、非常に読みやすい本だった。

でも、僕が思うこの本の最大のポイント
は、各章の最後に記されている、その日にあった報道内容や政府の公式発表の羅列。

これを読むと、当時のニュース映像が頭のなかでフラッシュバックされ、テレビを通じて不安になったり、家族で色々話し合ったことを思い出す。

この震災の一連の政府の対応を通じて、日本人の”政治無関心層”の多くが、
”政治不信層”に翻ったのは間違いないだろう。

また、SNSが単なるコミュニケーションツールから、真のソーシャルメディアに進化したのもこれがきっかけだったのかもしれない。

あの大震災か日本にもたらしたものは果てしなく大きい。その影響はまだ全貌を見せてすらいないのかもしれない。

それでも僕たちはあの出来事を決して忘れてはいけない。風化させたりしてはいけない。

普段持ち歩くスマホで読めるものだから、

たまにはこの本を改めて読みなおさなくてはならないと感じた。

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