TEDオススメ:アイデアが生まれる。神が降りてくる的な瞬間。




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ありますよね。
何かが降臨する瞬間。

Elizabeth Gilbert on nurturing creativity | Video on TED.com
エリザベス・ギルバート “創造性をはぐくむには”

アイデア
想像力

笑いの神
などなど。

この現象をエリザベス・ギルバートさん
(これ書いた人。↓)

食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書
エリザベス ギルバート
武田ランダムハウスジャパン
売り上げランキング: 53648

という作家が合理的に(?)説明してくれました。
なんとなく納得できるような、できないような・・。

そもそも、このプレゼンで彼女が問題提起したのは、
芸術性は必ず最終的に苦痛をもたらす。
ということ。

つまり、
クリエイター、アーティスト、作家もそうですが、
創作活動に携わる人々(総称して芸術家)は
作品を創り出すというプレッシャー、
そして、一度世に認められるような作品を出してしまった後のプレッシャー、
芸術家は常にそのような社会的なプレッシャーに押しつぶされそうになっていて、
精神的にも肉体的にも苦痛を感じている。
ということが当たり前にとらわれてしまっている思想に対して、問題を提起している。

彼女がこの考えへの対抗として論じているのは、
芸術作品は天才的な才能を持った個人が創り出しているのはなく、
一生懸命に創作しようとしている個人のもとに、精霊(Genius)が寄ってきて、
芸術家と精霊の共同作業で創り出される。

というもの。

正直、TEDのプレゼンでなかったら、一蹴してしまいそうな結論。

でも、わからんでもない。
僕は芸術家でもクリエイターでもないが、
それでも創造力が必要な仕事はしている。

なんてことない瞬間(多くの場合は、咄嗟に対応できない瞬間)に
アイデアが突然湧いてくる なんていう経験はいくらでもある。

それが自分の才能なんだと結論付けてしまった瞬間に、
そこには自惚れが生まれ、同時に次回に向けての
プレッシャーにぶち当たることにある。

では、突然のアイデアが、気まぐれな精霊のおかげだとしたら?
自分が出した結果に対して謙虚になることができ、
そして、精霊がいるときといない時でアウトプットが異なるのは当然と
思ってしまえば、次回へのプレッシャーは少なくなる。

彼女の論に科学的な根拠なんてないけれど、
でも新しいアイデアが欲しい時って、
トイレ行っている時や、帰りの電車の中とか、
仕事から一歩離れたときが多い。
そう考えると、謙虚でプレッシャーが少ない心理状況でいたほうが
創造的なアイデアが出るというのは、なんとなく納得できてしまう。

TEDの中にもこういう不思議なプレゼンがあることにも驚いたが、
それ以上に、この不思議なプレゼンに妙に納得させられてしまった自分にも驚いた。


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TEDオススメ:コミュニティーとリーダーシップで世界を変えることが出来る




セス・ゴーディン:我々がリードする部族 | Video on TED.com

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きょうも恒例のTED散策。
懐かしい名前を見つけた。
セス・ゴーディン

かつて就活をしていた頃、
マーケティングという光を帯びたようなカタカナ語にあこがれ、
ONE to ONEマーケティング データベースマーケティングなど、
当時は先端(?)を走っていたマーケティング手法の本を読み漁った。
その時に出会った本のうちの1さつが、
セス ゴーディンさんの「パーミッションマーケティング」という本。

パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ
セス ゴーディン
翔泳社
売り上げランキング: 193155

もうかれこれ10年以上前に読んだ本なので、詳細までは覚えていないので、
解説はamazonさんに譲るとして、、
今思い返せば、彼が提唱したパーミッションマーケティングという理論は
すでに当たり前のことになっている。
当たり前だからこそ、その真髄を把握するために再度読んでみようかと思った。

さて、この恐るべき先見性を持ったセスゴーディンさんのTEDプレゼン。
セス・ゴーディン:我々がリードする部族 | Video on TED.com
これも非常に見ごたえのある内容だった。
このプレゼンが公開されたのは2009年2月。
今から3年前の話。

マーケティングそのもの話というよりは
「部族」と「リーダーシップ」の話だった。

どういうことか。

人が仕事・生活をするうえで無意識にしていること。
それは、
あらゆるものを変えようとしている
ということ。

そこには
アイデアを創り出すアイデア
アイデアを広めるアイデア

が必要である。

このアイデアが最大化するとき(変化を起こすとき)に必要なのは
金でもシステムを動かす権力でもなくリーダーシップだ

従来の「マスマーケティング」は「平均的なアイデア」を必要とするのに対し、
「部族」*1のアイデアは人々をリードしてアイデアと結びつける。
この部族がたくさんの人間を統一行動させて世界を変え、政治を変える。
部族が部族をまとめあげ、アイデアを広めると、
最初と比べてはるかに大きい集団となり、それは運動(ムーブメント)になる。

「部族」のアイデアを実現するためには
本当の信奉者を見つけることが必要であり、

  • 物語を伝え
  • 部族をつなげ
  • ムーブメントをリードし
  • 変化を作る

それが円環状に繰り返されていく。

世の中にイノベーションを起こしている
リーダーに共通していることは

    1. 現状に挑戦していること
    2. 文化を創り出すこと
    3. コミットすること

 

そして、部族のリーダーは皆カリスマ性を持っている。
しかし、リーダーになるのにカリスマ性は必要ない
リーダーになればカリスマ性ができるのだ。

と、やや引用気味の紹介になってしまったが、
このプレゼンを見ながらその言葉を書き留めずにはいられなかった。

以下私見ですが、
「部族」(コミュニティ)が存在するだけではだめで、

  • それを作り上げるひと、
  • 場の使い方を説明する人、
  • 場をリードする人

がたった数人いればいい。
それだけで世の中の様々なことに変化をもたらすことが出来る。
そしてその先導部分こそが変化の生まれる場所となる。

このプレゼン、まだ1回しか見ていないが、
見れば見ただけ新しい発見がある気がする。
彼がこのプレゼンで伝えようとしていることは、
単なるリーダーシップ論やコミュニティー論にはとどまらず、
世の中の仕組みや仕事への向き合い方、組織の使い方など
様々なことに応用できる。

とにもかくにも、一度見てもらいたい。
その際に、音を聞くだけではなく、必ず映像とともに見ることをお勧めする。
プレゼンの際にスクリーンに映し出されている
イメージ写真の使い方が絶妙に上手い。(これで聴衆の笑いをとり、場を温めているのがわかる)

ちなみにこの方、結構すごい人で、
Yahooの元副社長にして、今ではおなじみのバイラルマーケティングという手法を提唱した人。
今ではあたり間になっているが、15年以上前からマーケティングとテクノロジー(システム)の融合を唱えた。
マーケティングだけではなく、
キャリア・仕事術などに関しても著書があり、(たとえばこんな↓)

「新しい働き方」ができる人の時代
セス・ゴーディン
三笠書房
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「見えてる人」になるたった1つの法則
セス・ゴーディン
実業之日本社
売り上げランキング: 137188

様々な分野で多大な影響力を持つ方らしい。

あのとき、パーミッションマーケティングという本に出会っていなければ、
今の自分の仕事は違うものになっていたかもしれないし、
このブログを書くこともなかっただろう。

TEDを通じて素晴らしい再会をすることが出来た。

*1:彼が言う「部族」とは、コミュニティと翻訳しても通じる。というか、今っぽい。


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TEDオススメ:イノベーションを起こすために必要なゴールデンサークルとは?




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今さらながら、TEDにはまっている。
↓これは日本語版サイト。
TED | Translations | Talks in Japanese

その内容自体にとても価値があり、
世界各界の一流の人のプレゼンを映像で見ることが出来る。
また、これは英語の学習にもとても役立つおおもう。

↑この本の著者、@HAL_Jさんも勧めている

TEDはさまざまな分野で大活躍した人が
その実体験やノウハウを惜しみもなく
インターネット上に提供している。
日常生活では交じり合うことなんて絶対にないスーパーマンたち。
仕事をしていてプレゼンが上手な人に出会うことはあれど、
TED出演者ほどのインパクトは与えるのは難しいだろう。

ついにNHKもTEDを放映するらしい。
スーパープレゼンテーション|Eテレ NHKオンライン

子供が出来てからというもの、
NHK Eテレ(旧姓 3チャン)にはだいぶお世話になっているが、
このTEDがEテレで放映するというのは
個人的にはとても大きなニュースだ。
なぜなら、同じ局だから子供とチャンネル争いをしないですむ…。

僕がTEDにはまったのは、
このプレゼンを見てから。

サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか | Video on TED.com

最初は日本語字幕をずっと読んだ。
その内容に激しく心動かされ、
MP3データをスマホに入れて持ち歩くほど。
そのプレゼンの臨場感や、
内容の説得力。
身近な企業やサービスを引き合いに出すわかりやすさと親近感。
どれをとっても最高のプレゼンなのだが、
自分の仕事(キャリア)を考えるうえで、
また、人生を考えるうえで
彼が語る WHY⇒HOW⇒WHATの順で物事を考えること、
人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされるということ
という理論はとても役に立っている。

この動画はちょっと長い(15分くらい)だけど、
是非にいろいろな人に見てもらいたい。
なんでもいい。
物事を考える必要があるときに、
彼が言っている
人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされるということ
を強く意識してもらいたい。

ちなみに、このサイモン シネックさん、
本も出しています。↓


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ギャップを埋める ということ





 

仕事をしていると、よく思う。
世の中にはいろんなところに
いろんなギャップがある。

    • 情報の出し手と受け手のギャップ
    • 欲しいもの(需要)と与えたいもの(供給)のギャップ
    • 効率と手間ひまのギャップ
    • スピードと精度のギャップ
    • 年齢と経験のギャップ
    • 常識と習慣のギャップ

 

などなど、数え上げればきりがないだろう。

でも、こういうギャップがあるということを常に意識し、
ギャップを発見し、そのギャップを埋めることが
新たなサービスとなり、新たなビジネスになる。

いわゆる新しいサービスが世の中に次々と
送り出されている。
インターネットの世界だけでも、
Twitterだって
Facebookだって
iBooks Authorだって
Gumroadだって
いろんなものがある。
でもこういうサービスの新しさっていうのは、
結局はさまざまなギャップを埋めようとした結果
出来上がったサービスなんじゃないだろうか?

日本のビジネスにしたって同様だ。
M3のビジネスだって、医者とMRのギャップを埋めるものだし、
ブクペだって、著者と読者のギャップを埋めるものだ。
はてなやNAVERのような まとめサービスも 情報の数と受け手のギャップを埋めた。

これから先の世界も
様々な新しいビジネスが生まれていくだろう。
そこには必ず○○と××の間のギャップがあって、
それを埋める▽▽というサービスやソリューションが存在する。

こういうギャップを

  • 常に探せるアンテナを持つこと
  • ギャップを見つけること
  • ギャップを埋めるアイデアを持つこと
  • それをビジネスに昇華させること

が、今後仕事をしていくうえで重要な資質なんじゃないかと
最近強く感じた次第でした。


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