TEDオススメ:教育にもビジネスにも有効なフィードバック。~教育現場の視点から~





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今日ご紹介するTEDは、あのビル・ゲイツさんのプレゼンです。

ビル・ゲイツさんは偉大な経営者であると同時に、ビル&メリンダ・ゲイツ財団というファンドを設立し、アメリカ国内では教育・IT技術の発展に大きな影響を残している。

さて、教育にも熱心なビル・ゲイツさんが、昨今のアメリカ国内の教育に軽傷を鳴らしています。

その内容は、教師に的確なフィードバックをする機会がないがゆえに、教師自体のレベルも上がらず、同時に教育の底上げが出来ていないんじゃないか?ということです。

ビル・ゲイツ: 教師へのフィードバックでもたらせる変化

さて、教育ということに関していうと、日本の教育とアメリカの教育はしばしば比較され、

たとえば、

日本:2+3=○○

アメリカ:○+△=5

といったいったような例示がなされることがある。

 

僕はアメリカで教育を受けたことがないので、全部の学校で一律上記のような授業がされているのかどうかは知らない。

でも、仮にこういう教育がされているのならば、教育を終えた人材が社会に出るころには

日本とアメリカでは大きな差が出るんだろうなと思う。

実際に、ビジネスの現場では考え方や実行のプロセスなんかは日本人とアメリカ人では大きな差があるように見える。

 

興味深いのは、このプレゼンの中で実際の授業の風景が映っているのだが、

最初に先生が、今日の授業の目的とゴール(何を理解することで、どんなことが出来るようなるか)を明示している点だった。

これは人が誰かに何かを教えるときには当然のことだと思うが、

確かに日本の授業ではこういう習慣はない。

教科書に沿って時間いっぱいまで進めるというのが日本式だろうか。

 

また、全員が黒板のほうを向いて先生の言うこと・書くことを映すのではなく、

その授業の議題に対して、隣の席の生徒とディスカッションをする。

日本だと、隣の席の奴と話しだしたらチョークが飛んでくる。

大きな違いだ。

 

僕にとって教育というのは専門分野でもないし、教育を受けていた時は

その内容に大きな疑問を持ったわけではなかったが、今になって考えれば、

やっぱり日本の授業っておかしいと思う。

 

だからこそ、前にこのブログでも書いた、

インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢のような教育機関を応援したくなるんだな。

そのエントリーはこちら。

軽井沢から世界へ。インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢を応援したい。

 

このプレゼンの最後にビル・ゲイツさんは教育におけるフィードバックの効果をこう述べている。

生徒全員が素晴らしい教育を受け、やりがいのある仕事につき、夢を実現できる道が開かれるということです。
国を繁栄させるだけではなく公平で公正にもするのです。
すべての先生に彼らが望み受けるにふさわしい支援を与えられるこの機会に
ワクワクしています。

何のために教育があるのか?

そして最高の教育が何を産み出すのか?

そして我々はその教育に対してどんな関わり方ができるのか?

こんなことを考え直させられる、いいプレゼンでした。

さてさて、最後に個人的に思うことを一言書いておきたい。
このプレゼンでビル・ゲイツさんが述べているフィードバックの効果は、
教育の現場にとどまらず。ビジネスの現場にも充分応用が出来るんじゃないか?と思いました。

会社でフィードバックっていうと、単に昇給・賞与の査定の内容を上司から聞く機会にしかとらえられないが、
本来的にはそんな形式的なものではなく、自分の成長に繋げる最良の機会でなくてはならない。

自分のやり方を振り返り、第三者にヒアリングをし、
そして自分で自分のために自分の仕事っぷりを見直し、反省し、改善する。
そう、教育のフィードバックは、ビジネスの場におけるマネジメントに直結するんです。
マネジメントにもしっかりとしたテクニックとプロセスを導入したいものですね。

そんなステップを組める仕組みを導入している企業はきっと
優秀な人材の宝庫なんだろうなと
羨望の眼差しと共に想いを馳せましたとさ。

ちなみに、↑こういう制度を押しし勧めることを熱烈に押しているのがこの本。
「絶対達成」シリーズ。
題名だけ見ると、とんでもなく精神論の匂いがプンプンしますが、
中身は全くそんなことはなく、とてもロジカルに目標を達成するためのステップを解説してくれています。
(若干の精神論はありますが・・)


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